油絵 黒の絵の具は使わない?|混色で作る自然な黒の作り方(初心者向け)
油絵を始めたばかりのころ、
「黒の絵の具ってそのまま使っていいの?」と疑問に思ったことはありませんか?
実は、初心者のうちは黒の絵の具はあまり使わないほうがよい、と言われることがあります。
私が通っている絵画教室の先生からも、
「黒の絵の具は、かなり慣れてきてからでないと、使いこなせないですよ。」
と言われました。
黒の絵の具をおすすめしない理由
黒の絵の具はとても強い色です。
そのため、
・他の色と混ぜると濁りやすい
・一気に暗くなりすぎる
・微調整が難しい
といった特徴があります。
初心者のうちは、思ったよりも重たい色になってしまい、
全体が暗くなりすぎてしまうこともあります。
黒は混色で作るのがおすすめ
先生からは、こんなアドバイスもいただきました。
「黒はそのまま使うのではなく、他の色を混ぜて作ってみてください。」
さらに、
「濃い青(ウルトラマリン)と、こげ茶色(バーントシェンナ)を混ぜると、比較的すぐに黒を作ることができますよ。」
と教えていただきました。
そこで今回は、先生に教えていただいた方法で、黒を作ってみます。
① 黒の絵の具は使いません

今回は、黒の絵の具(アイボリーブラック)は使いません。
② 使用する絵の具

今回使用するのは、ウルトラマリン(青)とバーントシェンナ(こげ茶)です。
③ 色を出します

今回は、パレットではなくキャンバスに直接絵の具を出して混色してみました。
白い下地の上で色の変化が分かりやすく、黒のニュアンスも確認しやすいからです。
④ 混ぜていきます

2色を混ぜていきます。
⑤ 一度できた色

一度黒っぽい色になりましたが、少し赤みがあるように感じました。
⑥ 青を追加します

赤みを抑えるために、ウルトラマリン(青)を少し追加します。
⑦ さらに混ぜる

再度しっかり混ぜていきます。
⑧ 完成した黒

落ち着いた、自然な黒になりました。
混色で作る黒のポイント
混色で黒を作る場合、一度で理想の色になるとは限りません。
今回のように、
・赤みが出たら青を足す
・暗くなりすぎたら調整する
など、少しずつ調整しながら作るのがポイントです。
混色で作る黒の特徴
この方法で作った黒は、
・やわらかい印象になる
・色に深みが出る
・自然な暗さになる
という特徴があります。
チューブの黒とは違い、
少し青みや温かみを感じる「生きた黒」になります。
初心者の方へ
最初は黒を使わずに、
・青と茶色を混ぜる
・複数の色を組み合わせて暗い色を作る
などを試していくことで、
色の変化や混色の感覚が自然と身についていきます。
その結果、絵全体の色もきれいにまとまりやすくなります。
まとめ
黒の絵の具は便利な色ですが、
・強すぎる
・扱いが難しい
という特徴があります。
初心者のうちは、
👉 紺色(ウルトラマリン)+こげ茶(バーントシェンナ)を混ぜて黒を作る
ことで、やわらかく自然な表現ができます。
まずは混色で黒を作るところから、ぜひ試してみてください。
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